ケイエイチブイグループとは

沿革

創業~1960年代

1894年 (明治27年)
羽石秋次郎が、栃木県芳賀郡茂木町にて羽石呉服店を始める。
1927年 (昭和2年)

羽石秋次郎死去。羽石甲寿が当主となる。


中段向かって左より3人目が、2代目当主 羽石 甲寿
大正15年8月 宇都宮市池上町 第一八百駒楼上にて撮影

1930年 (昭和5年)

鉄道員に対する呉服の月賦販売を始める。
販路は福島県、宮城県。


昭和初期 羽石呉服店大売出し

1943年 (昭和18年)
陸軍の将校服の縫製を始める。
1945年 (昭和20年)
太平洋戦争終戦。
1948年 (昭和23年)
農地解放により、所有する農地を全て手放す。
1952年 (昭和27年)

芳賀ビニール企業組合 (現・(株)ケイエイチブイ)を設立し、ビニールの風呂敷加工を始める。


阪東調帯護謨株式会社様
(現:バンドー化学株式会社様)からの感謝状

1959年 (昭和34年)

三菱モンサント化成(株) (現・三菱ケミカルアグリドリーム(株) )の特約店となり、栃木県・茨城県・福島県のタバコ耕作組合向け苗床ビニールの販売を始める。


1964年 (昭和39年)
(有)芳賀ビニールを設立。芳賀ビニール企業組合より全ての営業権を引き継ぎ、営業を開始する。自宅裏の空き地に工場を建設して従来の店先から移し、農業用ビニールの自動加工機を2台導入する。

1970~1980年代

1974年 (昭和49年)
羽石興次 (前社長)入社。
1975年 (昭和50年)
資本金を1,100万円増資して、(有)芳賀ビニールから(株)芳賀ビニールに組織変更する。
1975年 (昭和50年)
久保田鉄工(株)宇都宮工場の農機具の本機付きカバーの生産を始める。
1979年 (昭和54年)
羽石甲寿死去。羽石興次社長就任。
1982年 (昭和57年)

産業資材の拡販のため、宇都宮市平出町に(株)芳賀ビニール宇都宮支店を開設する。


1983年 (昭和58年)
佐藤産業(株)の生産するクロスラムフィルムの代理店となり、クロスラムシート・クロスラムダクト・クロスラムカバーの全国販売を開始する。
1986年 (昭和61年)

茂木町が大洪水に襲われ、事務所・工場・自宅が水没する。


1987年 (昭和62年)
(株)芳賀ビニールが開発したカオンキカバー・クロスラムダクトがネポン(株)に採用され、取引を始める。

1990~2000年代

1993年 (平成5年)

工場・事務所・倉庫を茂木町鮎田に移転する。


1994年 (平成6年)
和田油化農材(株) (現・三菱ケミカルアグリドリーム(株) )の農POフィルムの物流加工を始める。
1995年 (平成7年)
フッ素フィルムの加工を始める。
1996年 (平成8年)
三菱化学MKV(株) (現・三菱ケミカルアグリドリーム(株) )の農POフィルムの物流加工を始める。
1996年 (平成8年)

物流倉庫を新築する。


1999年 (平成11年)
クインライト電子精工(株)の協力を得て、世界初のフッ素フィルムの自動加工機を開発する。
2002年 (平成14年)
羽石弘司( (株)ケイエイチブイ社長)入社。
2003年 (平成15年)
スイミングスクール向けのクロスラム保温シートを発売する。
2003年 (平成15年)
羽石雄次 ( (株)ジーアグリ社長 ) 入社。
2004年 (平成16年)

農POフィルムの受注増加に対応するため、農業資材部門を(株)芳賀ビニールより分離し、茨城県美野里町(現・小美玉市)に(株)ジーアグリを設立する。


2004年 (平成16年)
羽石匡志( (株)芳賀ビニール社長)入社。
2008年 (平成20年)
MKVプラテック(株)(現・三菱ケミカルアグリドリーム(株) )のアジア市場進出のため、ジーアグリが輸出梱包業者に指定され、農POフィルムの輸出品加工が本格稼働する。
2009年 (平成21年)
KHV耐熱シート (原反メーカー・森下化学工業(株)/現・日本マタイ(株) )を開発し、コンクリート2次製品に使われる耐熱シート市場に参入する。
2009年 (平成21年)

社名を(株)芳賀ビニールから、(株)ケイエイチブイに変更する。
関東近県における産業資材の拡販のため、(株)芳賀ビニール宇都宮支店を分社し、宇都宮市問屋町に新たに(株)芳賀ビニールを設立する。


2010年代~

2010年 (平成22年)
足利不動産(株)の斡旋により、(株)芳賀ビニールの2階にテナントの入居が決まる。
2010年 (平成22年)

プロ野球球団にクロスラムグランドシートが採用され、野球場・テニスコート向けのグランドシートの市場に参入する。


2010年 (平成22年)
日本発フッ素フィルム製ドーム型グリーンハウスの開発に加わり、製品化に協力。量産体制を構築する。
2011年 (平成23年)
クロスラムシートL200を新発売。土木遮蔽シートの分野に参入する。
2011年 (平成23年)
海外展開の需要が高まり、海外向けのフッ素フィルムの加工を受注する。
2012年 (平成24年)
栃木県・岩手県において低放射性物質の仮保管用シートの入札が行われ、クロスラムシートが採用される。
2012年 (平成24年)

受注増加に対応するため、(株)ケイエイチブイが第2工場を新設する。


2013年 (平成25年)

KHVグループ世代交代のため、ケイエイチブイは羽石弘司、ジーアグリは羽石雄次、芳賀ビニールは羽石匡志が社長に就任する。


2020年(令和2年)

受注増加に対応するため、(株)ケイエイチブイがクロスラム用ヒートシール自動機を増設する。